BASICのサンプルを書いていきます。これからプログラムを勉強しようとしている方向けです。

1.はじめに

とにかく作ってみましょう。
動かしてみましょう。
話はそれからにしましょう。

2.準備
コンピュータは人間の操作に対して様々な動作をしてくれます。
例えば、ブラウザのアイコンをダブルクリックすると、webブラウザが立ち上がって、webサイトが閲覧できます。
でも、同じことを何度も繰り返し動作させたい場合はどうでしょうか?
コンピュータにさせたいことを順番に書きだしたものがプログラムです。
例えば、こんな感じです。

10 PRINT "HELLO WORLD"

これはBASICというプログラミング言語で書いた1行だけのプログラムです。
このプログラムがどのように動くかは、後で説明します。

このプログラムを実行できるwebサイトがあります。
https://fukuno.jig.jp/app/IchigoJam/
このサイトで、上のプログラムを打ち込んでみてください。

行の最後でエンターを押すと、コンピュータがプログラムを記憶します。
次に「LIST(enter)」と打つと、記憶しているプログラムが表示されます。
次に「RUN(enter)」と打つと、プログラムが実行されます。
画面にHELLO WORLDと表示されたでしょうか?

表示されれば、コンピュータはプログラムを受け取り、その通りに動いたということです。
そうでなければ、打ち込んだプログラムに間違いがあります。
「LIST(enter)」と打ち込んで、プログラムに間違いがないか探してください。
カーソルを間違ったところに移動し、打ち直して、enterキーを押すと、プログラムが修正されます。
再度「LIST(enter)」と打ち込んで、プログラムを確認し、プログラムを実行して、
結果を確認してください。
これを繰り返します。
HELLO WORLDと表示できれば、準備は完了です。

画面下の「export」ボタンを押しておいてください。
次回、画面を開いたときには、今書いたプログラムが復元されます。
(exportしておかないと、再度打ち込み直しです)

3.知らなければならないこと
BASICで知らなければないことはあまり多くないのですが、それでもこれぐらいはあります。
・プログラムの作成と実行(LIST,RUN)
・行番号
・文字や数字の表示命令(PRINT)
・変数
・入力(INPUT)
・繰り返し(FOR NEXT)
・条件判断(IF)
・サブルーチン(GOSUB)
・プログラムの保管方法

一度に全部覚えることは出来ないので、少しずつ覚えていきましょう。

4.その他
ichigojam BASICはもともと、ichigojamという非常に小さなコンピュータを
動かすために作られたBASICです。
他にも様々なBASICがあります。

10進BASIC
http://hp.vector.co.jp/authors/VA008683/
Chipmunk Basic
http://www.nicholson.com/rhn/basic/
small basic (初心者向けとされていますが、上級者向けと思います)
https://smallbasic-publicwebsite.azurewebsites.net...

以下は英語ですが、ichigojam BASICよりもう少し機能があります。
quite BASIC
http://www.quitebasic.com/
Applesoft BASIC in Javascript
https://www.calormen.com/jsbasic/

脚注
プログラムはコンピュータが理解できるものでないとなりませんが、
人間が読み書きできるように、まず文章のようなものを作ります。
この「文章のようなもの」は、英語が基本ですが(日本語の物もあります)、
いろいろな書き方や文法があります。
それぞれを「プログラミング言語」と言います。
このwikiでは、「BASIC」という言語を取り扱います。

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